当院について 手術部

患者さまの安全を第一に心掛け、
高度な手術医療を提供します。

概要

手術部は病院棟の7階に位置し、顎<がく>顔面領域の手術に対応するための手術室が5室あります。一般手術室2室のほかに、クラス1000の無菌手術室が1室、放射線防御対応手術室1室、感染症対応手術が1室あります。これらの手術室を使用して年間約600件以上の全身麻酔手術を行っています。
さらに手術部内には顎<がく>顔面領域のがん切除術に行われる遊離皮弁再建時術時に使用される手術用顕微鏡、顎<がく>関節手術用のデジタル内視鏡、エックス線透過装置などの最新医療機器も設置しています。
また、肺や心臓に重大な合併症を持つ患者さまの麻酔に対応するために、麻酔深度モニターや高度な生体情報モニターを設置しています。これらのモニターとすべての手術室の様子がセントラルモニターにつながれ、二重の監視体制を取っています。手術中の患者さまの安全・安心を第一に考え、看護師、麻酔科医、歯科麻酔医、口腔外科医、口腔内科医が協力して手術医療を提供しています。この施設は日本麻酔科学会および日本歯科麻酔学会の認定施設になっています。

これらの手術室に隣接して、インプラント手術専用の外来手術室が2室あり、口腔インプラント科の歯科医師によってインプラント治療を行っています。ここでは歯科麻酔科医が立ち会う静脈内鎮静法を用いた治療も行います。この施設は日帰り全身麻酔も可能で、治療室横には術後安静を保つための患者さま専用の回復室を準備しています。もちろんセンター内のモニターはすべて手術部のセントラルモニターで監視され、より安全な医療を心掛けています。

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